ゆるつり

釣りや日々の雑記など

五島列島福江島遠征2022初夏④

実釣三日目

今日は奇数日なので島山島の日。

昨日に引き続き、五島石鯛の名手橋本陽一郎氏も同船です。

どこの磯に乗ろうか悩みましたが、お手軽かつ安定した釣果のある小黒瀬に渡礁。 

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ここは下潮のポイントなので今日は午前中早めが勝負です。

 

カニ餌に本命らしきアタリが出ますが、食わせきれず、次第にエサトリの活性も下がってきたところで、船長からダメそうなら瀬変わりしてはとのお誘いLINEが。

すぐに変わることを告げ、初めての「かみのおごせ」という磯にのることにしました。

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時刻は既に11時近くになっており、2時半の回収までにあまり時間はありません。

速攻で美味しいお弁当を食べて、釣り開始です。

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しかしあまり人が入っていないのか、エサトリも少なく強いアタリが出ません。

五島初のボウスを覚悟しましたが、そこはさすがの五島列島

 

しっかり舞い込んでくれましたよ!

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その後もイシガキダイやアオブダイが舞い込みを見せてくれましたがここでタイムアップ。


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なんとか底物の釣果をあげることが出来たので道具を片付けてのんきに回収の船を待っていましたが、この時、帰りの船中で驚愕の釣果を目にすることになるとは知る由もありませんでした。

 

帰りの船中の会話

橋本さん「どうでしたか?」

ゆる中年「小黒瀬はダメで瀬代わりしてなんとか一枚でした。」

橋本さん「それは良かったですね!」

ゆる中年「ありがとうございます。橋本さんはどうでしたか?」

この時、橋本さんは、よくぞ聞いておくんなさいました的なニヤリ顔でしたので、さすが名人5枚くらい釣ったのかなあと思っていると、船の通路に視線をやるので、そちらの方を見てみると…

 

 

見てみると…

 

 

 

見てみると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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なんじゃこりゃー!!!

 

橋本さん(すまし顔で)「15枚ですね♪」

ゆる中年「………  絶句」

 

この魚を何年も追いかけてやっと釣れたという方もいらっしゃるくらい、幻の魚と言われている石鯛ですが、この釣果を目の当たりにすると、五島列島のポテンシャルの高さとそれを確実に釣果に結び付ける橋本さんの驚愕のテクニックに脱帽するほかありませんでした。

 

どのジャンルの釣りでもそこそこやると自負していたのですが、完全に勘違いであることを改めて思い知らされた感じです。

 

 

この人はすごいです。間違いなく日本一です。

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いくら魚影の濃い五島列島とはいえこれだけの釣果を叩き出すのは並大抵のことではありません。

魚影が濃いのは間違いないですが、卓越した技術はもちろんのこと、睡眠時間を削って撒き餌や付餌など全て自分で用意するなど、見えないところで相当努力もされています。付餌とするカニは夜に取りに行かなければならないし、撒き餌とするカラス貝は取るのも一苦労な上に、撒き餌にする量となると相当重たいものです。これはテレビやYouTubeを見ているだけでは分からない影の努力の部分でしょう。

 

明日は嵯峨野島の予定。

橋本さんも来られるようなので、またどんな釣果を叩き出すのか楽しみです。

自分も少しでも近づけるよう頑張りたいと思います。