三日目
今日は偶数日なので嵯峨野島の日。
ベタ凪の予報だったので、ヒラスズキは諦めて青物に専念する。ただし、最近は青物の回遊が少ないようで目立った釣果も無いとのこと。例年この時期にはブリクラスの回遊がたくさん見られるのですが、今年はどうも良くないようです。昨日のヒラスズキで大分満足していたので今日はボウズでもいいやと気楽な気持ちでスタート！
今日も台湾からの遠征組を磯に下ろすのを見届けてからの渡礁となるのかとウンザリしていると、船長が気を効かして「上の鼻」という磯に一番に下ろしてくれた。
朝マズメのローライトの時間帯に釣りが出来ることになったので、ダイビングペンシルで表層を意識したビックワンを狙う。
数投してもなんの反応も無いので、やはり事前の情報通りだなぁと半ば諦めムードで投げ続けていると、後方から追尾してくるようなバイトではなく、急浮上してルアーをひったくって急潜航していくようなやる気のある大型の青物特有のバイト！！
走らすか強引に止めるか躊躇している間にも、きつめに締めたドラグを嘲笑うかのように容赦なくラインを引きずり出され、そのうちメインラインが根ズレする嫌な感触が手元に伝わったと思った瞬間に敢え無くラインブレイク！！
一瞬の判断ミスが獲れるかどうかを左右するビッグゲームは何回味わってもスリルに富んでいて痺れますね。情け無いですが今回は僕の完敗です。
ドラグを出すスピード感やロッドにかかる重みなどから10キロはゆうに超えているヒラマサだと思います。朝マズメのみベイトを探して瀬際を回遊する大型ヒラマサは単体で行動することが多いので朝一のワンチャンスを逃すと後は望みが無いことが多いです。そんなセオリー通り、後は何をやっても青物からの反応がないまま、昼前の見回り船が見えたところでストップフィッシング。
水深も浅そうなのでやはり強引に止めにいくべきだったかななどと女将さんのお弁当を食べながら反省です。
これで二日間の釣りは終了。
夜は無理を言って民宿みやこで晩御飯。女将さんの美味しい手料理で大満足！！
やっぱり民宿みやこが落ち着きますね。
僕の大好きなクロの唐揚げも出してくれました。とっても美味しかったです。ご馳走様でした。
つづく
