最終日。
最終日といっても帰るだけ。
朝ごはん
ご飯やお弁当は全て大女将が作ってくれたようです。量は多すぎた感がありましたが味はとても美味しかった!
荒川温泉は昔、漁師や船舶関係者を相手にする遊郭があったようで、それもなかなかの規模だったようです。この界隈の殆どの民宿は遊郭であった建物をそのまま使っている形となっています。
遊女が客をもてなしたであろう個室がそのまま今の客室となっているんですね。
僕が泊まった部屋でも、その昔にあんなことやこんなことが行われていたかと思うとなんだか複雑な気持ちになってきます。
各民宿には源泉掛け流しの小さなお風呂があって、これも遊女やお客が汗を流したのではないかと想像が膨らみます。
昔はかなりの賑わいを見せた港の風景。すごい船の数ですね。
建物は相当古いものですが、改修しながら文化財的に残していって欲しいと思います。
朝からバタバタと荷物の整理をしているとあっという間に所定の時間に。
空港までの送迎は宿まで藤田船長が迎えに来てくれるので大変助かります。
また空港までの途中にあるクロネコヤマトに寄ってくれるので、釣具と釣れた魚を送ることが出来ます。朝8時から営業しているのでとても便利です。
こういった釣り以外のことがスムーズに行えることも遠征先では重要なポイント。
空港までの車の中でこの地域のシーズナルパターンを聞き取り。
5月20日の伊勢海老の刺し網漁が終わる頃から石鯛のノッコミが始まり数釣りが可能。夏場はぼちぼち。脂ギトギトの美味しいイシガキダイは10月中頃から11月中頃まで。また同じ時期には夜釣りで15キロほどの真クエがコンスタントに釣れているようです。
ルアーでは3月から4月いっぱいはヒラスズキの好期、同じ時期には磯から10キロオーバーのブリが高確率で狙えるようです。根魚やヒラマサは通年釣れるようですが、ルアーマンは少ないと言ってました。ルアーで来るのもアリかもしれません。
渡船場は宿のすぐ近く。また近くに公衆温泉があったり釣り人には嬉しい限り。
今回も皆さんのおかげで楽しい遠征となりました。
来年は石鯛のノッコミ時期にお邪魔しようかななんて考えています。
おわり