この前、ちょっと体調を崩して仕事を休んだ時にAmazon primeで「キツツキと雨」という映画を観た。
映画の感想は他の人に任せといて(笑)、映画の中に出てくるお弁当が妙に気になって、今度の休みには絶対作ってやるぞと意気込んでいた。
お弁当には昔から思い入れがあって、阿部さん夫婦の「お弁当の時間」っていう本も大好き。
お弁当の後ろに隠れたその人その人のストーリーがいい。
どれくらい好きかって、ANAの機内誌「翼の王国」に連載されてるから、飛行機はANAしか乗らないくらいなんだから。
えっと、映画に出てくるのはこんなやつ
おかずはシャケと卵焼きとホウレンソウか何かの野菜のお浸しとタクアンかな?
必要十分な感じ。
弁当箱ってどこにいったか分からないくらい使ってないので、トレッキングの時に使ってるメスティンで代用!
おかずは初めて作った卵焼きと焼いただけのシャケとスーパーの惣菜コーナーで買った(作れよ!)ホウレンソウの胡麻和え。
初めて作った卵焼きはなかなか上手に出来たと自負してみる。
タクアンは割愛して、その代わりに日の丸弁当にした。その方がアルミの弁当箱には合うと思ったから。
無骨なアルミの弁当箱っていつになっても憧れる。小洒落たおかずなんか要らないから、ご飯は山盛り入ってて欲しい。あとは塩辛い卵焼きか何かでワシワシ食べるのだ。
開ける前からどんな弁当なのか分かっているのは弁当の魅力が半減したような気持ち。
お弁当箱の蓋を開けて、「わぁ、旨そう!」ってなるのは、誰かに作ってもらった時だけだよなあ。
じゃーん
全然美味しかったけどね。なんかね。
映画「かもめ食堂」の中でも、おにぎりとコーヒーは人に作ってもらったのが一番美味しいって言ってたけど、お弁当も間違いなくその部類に入るよなあ。
手作りのお弁当っていいよね。
作ってもらった人からの手紙のように思うんだ。
今度、奥さんにお願いしてみようかな。
作ってくれるかな。